分かりにくい私の資料でも分かる人がいた!

第5回品川Redmineの資料を事前に[公開](http://shinagawa.redmine.r-labs.org/projects/shinared/wiki/第5回勉強会)した.

驚いたのは几帳面にもそれを読んで,こうtweetした人がいた.

「イシュートラッカーをイシュー発見にも活用するには、というお題が出ていますね。超越的。」by @ysd101 さん

資料を(おそらく)チョット読んだだけで私の真意を汲んでくれる人がいたとは!と感心したいところだが,そもそもこれは,運用業務とかヘルプデスク/サポートデスクなど,あらかじめ issue を計画できない組織を念頭に置いたものである.他にも研究部門や営業活動,商品開発も当てはまるはずである.

今回は,そういった利用背景を選択してもらい,ワークショップで議論していただいた.やはり,利用環境を絞れば,いろいろと意見で出てくるものである.今回はそうして収集した情報を後日,@akipii さんがまとめるだろう.

さて,私がこのような「超越的」な課題を提出したのは,そもそも議論を活発にさせようという意図があった.昨今の傾向として,アジャイル開発ではない利用者が増えてきている,という感触があったので,課題を一般化したのである.

また,かねてより私が抱いていた Redmine の可能性を利用者がどう捉えているのか?を探りたいとも思ったからだ.幸運にも今回,意外な?利用方法が参加者から聞けた(紹介された).その辺りは @akipii さんが取り急ぎ,[まとめている](http://forza.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/5redmine-47redm.html).(いつもながら,精力的な記述に感心します.)


さて本題だが,私はこの,あらかじめ issue を計画できない,起票すれば必ず commit しなければならない Redmine において,計画系を作れたらイイナ,と考えていた.実際,私が導入させた運用組織では,起票した issue の「磨き上げ(brush up)」のために,一種の「さらし(exposed)」機能として活用したぐらいである.

そして磨きあげた後に,実際に実行する「タスク」として登録(=コピー?)できたらいいな,と考えていた.欲を言えば,MindMapの図と issue が連動する仕掛けがあれば,なお良い.マネジャーが全体的に把握したものが,そのまま issue にできれば,転記の手間,あるいは修正を繰り返すコストを下げることができるからである.

後日,更に思索を続けよう.

しばらくの間,データ解析システムと機械学習に頭を切り替え無くてはならない...